アトピーとの闘い シンガポールでアーユルヴェーダ

シンガポールの街並み アトピー
可愛い色のショップハウスが並んでいるシンガポールの街並み

息子二人と夫がアトピーの我が家では、医療費がかかってかかってしょうがないです。どれだけアトピーにお金をつぎ込んできたことか。アトピーと無縁であれば、かなりの貯金ができていたのではないかと思います。

夫は子供のころから有名な漢方治療の皮膚科に通っていました。今は先生がご高齢になり、もう閉めてしまっているのですが、そのクリニックは遠方から何時間もかけてやってくる患者であふれかえっていました。先生が「絶対にステロイドを使わない主義」で、処方される塗り薬も他の皮膚科で見かけないような独特のものでした。良いクリニックだったのですが、自宅から遠方にあり、通うのが大変でした。

そのほかに、夫は椿油シリーズの基礎化粧品を購入したり、近所の薬局で処方された漢方の飲み薬を試したり、実に様々なものを試してきました。漢方は恐ろしくお金がかかり断念しました。それぞれそこそこ効き目はありましたが、完治には至らずです。

そのほかに、普通はあまり日本では受けないような治療も受けました。知り合いのつてで、インドから来日されたアーユルヴェーダの高名な先生に見ていただいたことがあります。インドではアトピー患者があまりいないと聞いて、ひょっとしたらアーユルヴェーダでアトピーがかなり治るのでは?と思ったからです。その時はカウンセリングを受けただけでした。

そこで、本格的に治療を受けたら効果があるかも?と考え、旧知のインド系マレーシア人の友人がシンガポールに住んでいたことから、その方にインド系のお医者さんを紹介してもらいました。夫は冬休みを丸ごと使って、一人でシンガポールへ渡航しました。そこで紹介していただいたインド系の先生に集中的に本格的なアーユルヴェーダの治療を受けたのです。先生はケララ出身のインド医学の専門医でした。

滞在日数は約10日。その間は完全ベジタリアン食(もちろんインド料理)です。カウンセリングを受けて、集中的にアドバイスを受けながら、薬を処方してもらって、様々な治療を受けたそうです。

先生から「日本の寒さは良くない(現実的に冬を避けるのは無理ですが)。鶏肉は控える。できるだけ菜食主義で。」などのアドバイスをいただき、大量の薬を抱えて帰国しました。

夫が帰国して、家族・親戚一同、「かなり良くなってる!」と驚きました。顔を見てわかるぐらいアトピーが重傷だったのが、かなりきれいになっていました。体調も良くなったようです。

完全な菜食主義は無理ですが、なるべく鶏肉は避けて、野菜中心の食事にしました。処方されたオイルを塗ったり、飲み薬を飲んだりしているうちに、完治には至らなかったものの、まあまあの効果があったと思います。

あれからシンガポールに行くことはできず、再度治療を受けることはできていません。日本では近所の皮膚科へ通って、普通に塗り薬を塗っています。それでアトピーをコントロールできていると思われます。以前のように極端にアトピーが悪化することはなくなりました。

シンガポールでのアーユルヴェーダの診療は英語のみで、日本の健康保険は適用できません。渡航・滞在費と併せて25万円ぐらいかかりました。大きな出費でしたが、それでも久しぶりにシンガポールで友人にも会えたし、行って良かったのではないかと思います。インドで治療を受けることもできるそうですが、インドよりはシンガポールのほうが近いですしね。アーユルヴェーダというと、女性が受けるエステのようなイメージがありましたが、実は本格的な伝統的治療法でした。

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