はちみつ配合の石けんは乳幼児に使える?

手作り石けん

はちみつを一歳未満の乳幼児に与えてはいけない、ということは広く知られています。乳児ボツリヌス症の恐れがあるからです。

では、はちみつを配合した石けんについてはどうか?というと、結論から言えば「大丈夫だと考えられるが、避けた方が安心」だと思われます。

なぜかというと、石けんは直接口に入れるものではなく、洗浄後にお湯や水で洗い流すことから、危険性はかなり低いのではないかと思われます。しかも、はちみつの配合割合は石けんによって異なりますが、全体量の数パーセントです。

また、ボツリヌス毒素について調べてみると、ボツリヌス毒素を不活性化するには、「毒素の15倍以上の0.1Mの水酸化ナトリウム水溶液を注いでペーパータオルをかぶせ、10分後に拭き取る」とあります(厚労省、小山研究庁舎の報告より) 。上記0.1Mを重量パーセントに換算すると4%になります。

コールドプロセス製法で石けんを作るときに、水酸化ナトリウム水溶液をオイルに混合しますが、全体量に対する水酸化ナトリウムの濃度は重量パーセントで9%程度です(森の音石けんの場合)。つまり、毒素を不活性化できる量の倍以上の濃度で石けんを作製していることになります。ボツリヌス毒素がはちみつに混入していたとしても、そのはちみつが配合された石けんは毒素が不活性化されていると考えられます。

ただし!

ボツリヌス菌は芽胞(がほう)を作り、これは熱湯でしばらく煮ても死にません。この芽胞が赤ちゃんのお腹に入るとボツリヌス菌が増殖し、ボツリヌス毒素を出し、乳児ボツリヌス症の原因になります。万が一、赤ちゃんの手に芽胞がついてしまったら危険です。塩素系の次亜塩素酸ナトリウムで処理すれば消毒できるようですが、水酸化ナトリウムではどうなんでしょう?コールドプロセス製法の過程で不活性化されるのかどうか不明です。(知っている方がいたら教えてください。)

まとめると、

①毒素は強アルカリによって不活性化される。

②しかし、危険な芽胞はなかなか死なない。

③ただし、そもそも石けんは洗い流してしまうもの。

上記のことから、危険性は低いと思われますが、念のため、赤ちゃんを洗うのにはちみつ配合の石けんは使わないでくださいね。

赤ちゃん用には、下記の商品があります。

森の音(もりのおと)石けん 無香料

「森の音(もりのおと)石けん 無香料」は、赤ちゃんにも安心して使えます。自然素材から手作りした安心・安全な石けんです。徹底的に無添加にこだわりたい方にはおすすめです。この商品には、はちみつは配合していません。

5cm ×5cm という小さめサイズなので、赤ちゃんをお風呂に入れてあげるときに片手で持ちやすいです。コールドプロセス製法の石けんの特徴ですが、泡が軽く、サーッと素早く落ちるので、赤ちゃんの入浴を手早く済ませられます。皮脂を落としすぎないので、デリケートな赤ちゃんの肌にも大丈夫。

ギフト包装もプラス100円で承っていますので、出産祝いにもお使いくださいね。

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