マレーシアの食事情

その他

マレーシア名物の豚肉の煮込み 肉骨茶(バクテー) は、中華系の人々の朝食です。マレー系は食べません。

先日、「森の音石けんはビーガンの方も使えます」と書きました。

タイムリーなことに昨日、NHKが昨年度の来日外国人のうち150万人がベジタリアンだったという話題を取り上げていました。

国籍の内訳は不明ですが、欧米人だけではなく、アジア人も含まれていると思われます。

欧米人のビーガンとは異なり、アジアのベジタリアンは宗教的理由でベジタリアンなのでしょう。

マレーシアはベジタリアン大国なのではないかと思っています。この国の食事情はとてもとても複雑です。

イスラムのイメージが強いのですが、実際は多民族で多言語の国です。マレー系が多いのは確かですが、中国系とインド系の人たちも大勢います。

マレー系のほぼ全員とインド系の一部はイスラム教徒なので豚肉を食べません。お酒もダメです。

中国系の事情は複雑です。仏教徒が多数派なのは日本人と同じ。彼らのためにイスラム教国では珍しく豚肉も出回っています。日本と異なるのは、お坊さんでない一部の一般人の中にベジタリアンの人がいるところです。また、ビーフだけ食べないという人もいます。

「素食」という看板を街で見かけたら、それは中華系のベジタリアンレストランてす。日本の精進料理と違うのは、ソイミートを駆使して、見た目は普通の中華料理と変わらないところです。調理技術が見事です。

インド系の多数はヒンズー教徒なのでビーフを食べません。また、ベジタリアンも珍しくありません。シーク教徒は肉に関しての制限はないようですが、アルコールはダメ。

このように複雑な食事情ですが、国民がお互いに尊重というよりは邪魔をしないというスタンスが徹底しています。自分の食生活を他人に押し付けることはありません。

断食中の人に気をつかう必要はなく、隣で食事をしても一向に構いません。イスラム教徒でない人が気をつかって一緒に断食をする必要もありません。

お互いに邪魔をしないで平和を保つというのは多民族国家の知恵なんですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました