伊豆の河津温泉の石けん

ふくろうラボの石けんギャラリー

湯の華と温泉水で手作りしました

冬も終わりに近づくこの季節に河津桜が満開を迎えています。

日本の各地で見られる河津桜ですが、伊豆の河津町が発祥の地です。

私の夫が河津町の出身なので、当地をよく訪れています。

夫の実家では、家のお風呂に温泉水を引いていて、毎日温泉に入ることができます。集落単位で源泉を持っていて、各家庭が温泉水を買うんだそうです。

そこで、夫の実家から温泉水を分けてもらい、河津桜交流会館で販売している湯の華「かわづの湯」を買ってきて、温泉石けんを作りました。

オイル総量360gに湯の華大さじ1杯を加えました。普段は精製水を使いますが、代わりに温泉水を使いました。

実は温泉に含まれるミネラル成分は石けんの泡立ちが悪くするものです。石けんと金属が反応して石けんカスを生じるからです。

市販の石けんにはカルシウムなどを封鎖する「EDTA(エデト酸)」が添加されています。

EDTAは、分子が金属原子を捕まえる様子が、カニが獲物を捕まえる様子と似ていることからキレート剤と呼ばれています。キレートの語源は「カニのハサミ」という意味です。

EDTAにミネラル成分を封じてもらって、石けんカスの発生を抑えて泡立ちを良くしているという訳です。

話が長くなりましたが、今回の温泉石けんは、ミネラル成分をわざわざ入れて、しかも、キレート剤のEDTAは入れないで作りました。

どう考えても泡立ちが悪い石けんが出来るに決まっています。なぜ、こんなものを作ったかって?どんなものができるか実験して試してみたかったのです。

結果は…悪くない!

大さじ1杯程度の湯の華ではあまり影響が無かったのかもしれません。

また、ココナッツ油とラードを含むオイル組成が、そもそも泡立ちが良い石けんを作るものだったからかもしれません。

河津温泉は硫黄などの香りがあまりないお湯なので、そのお湯で作った石けんも完全に無香です。

思い込みで判断せずに、実験してみないといけないですね。

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